日経平均株価は史上最高値となる4万2千円を突破した7月11日から3週間で6314円(約15%)急落。米国の主要株価指数も同様に大きく値を下げた。対ドル円相場は、ほぼ同時期に10円超円高に振れた。
国内では、海外株式に投資する外貨建て投資信託の人気が高い。円高によって、円換算した資産が株価の下落以上に目減りした投資家も多いとみられる。新NISAで高い人気を誇る、世界株式に投資する「オール・カントリー(オルカン)」も外貨建て商品だ。7月中旬から8月1日にかけ、投信の売買価格である基準価額が約9%下落し、ネット上では一部で不安の声も広がった。
今回の株価急落は、政府と金融業界が一体となって「貯蓄から投資へ」の流れを推し進めている中で起きており、投資家の動揺も広がりやすい。
投資へ』の流れが大きく加速する1年になる」とあいさつした=2024年1月4日午前、東京証券取引所、東谷晃平撮影
そこで証券会社や資産運用会社などは落ち着いて投資を続けるよう訴えている。資産運用は、「長期」「分散」「積み立て」が基本とされる。金融商品の種類や投資先の地域・業種を分散することでリスクを減らす。日々の値動きにあまり左右されず、積み立て投資を続けることで、長期的には高い確度でリターンが得られるとの考えだ。NISAもこれを基本に設計された制度で、政府も後押ししている。
オルカンを運用する三菱UFJアセットマネジメントはX(旧ツイッター)で先月末、「不安を抱いている方も多いと思います。こんな時こそ『長期投資の重要性』を意識して」と投稿。楽天証券も「長期投資という大前提を忘れず、落ち着きましょう」と呼びかけた。
この考えに従えば下落局面こそ積み立て投資を続けることが大切となる。それで十分なのか。
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朝日新聞 2024年8月2日 18時00分
https://www.asahi.com/articles/ASS822G96S82ULFA01DM.html?iref=comtop_7_01
引用元: ・新NISAに初の荒波、どう向き合う? 「積み立て継続」だけでなく [蚤の市★]
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